|
Ｐ学生プロフィール 第39回 轟木祥君（宮崎県） |
|
PN・（敬称） |
轟木祥（君） |
| 在籍都道府県 | 宮崎県 |
| Ｐ学入学年月日 | 1990（平成２）年５月10日（456回） |
| タイトル獲得数 | DD出題回数 １回（568回） イラスト掲載回数 １回 |
皆さんは宮崎県と聞いて連想するものは何であろうか？私が真っ先に思いつくものといえば、プロ野球団のキャンプ地…と言ったところか。ネットでいろいろ調べて見ると、ピーマンの国内生産１位を誇る県である。で、Ｐ学の方に目を向けて見ると、宮崎県から登場したＰ学生の少ないこと少ないこと。その中で、３年近く細々と活躍していた轟木祥君（以下、轟木君）を今回は紹介することにしよう。
1990（平成２）年５月10日（456回）に轟木君は入学。当時は夜霧君（鹿児島県）率いるQD（九州同盟）が勢力を伸ばしており、彼が入学する１週間前の５月３日（455回）には宮崎県からスパルタくん（宮崎県）がQDに加入宣言していた。
もちろん轟木君も入学と同時にQDに入り、「夜霧様。QDに入れてくださるようお願いつかまつる。特に愛知はおまかせあれ！」と愛知県の侵攻に力を入れる。また時には「や〜ぎり（夜霧）どん、今度はどけさ征伐ば行こかいのぉ。」と、宮崎弁で話を持ちかける場面も見られた。
QDの盟主が迦楼羅君（福岡県）に引き継がれても、轟木君は宮崎県から唯一のQD構成員として活躍。茨城県パズラーや、特急君（香川県）と渡空燕丸くん（愛媛県）を中心としたSD（四国同盟）と激しい戦いを繰り広げるが、彼が攻撃を仕掛けても返り討ちに会う場面も見られていた。また1991（平成３）年４月４日（502回）には、同窓会九州支部長にも就任している。
1992（平成４）年に入ってからは轟木君の活動は鳴りを潜めたが、３月12日（550回）には茨城県を再び攻撃する。SDに対しても「博士！『四国同盟』って言ってみな。」と、博士に『チコク同盟』と言わせて間接的に攻撃することもあった。こうした戦いを繰り広げたこともあってか、７月16日（568回）にDD出題した際にはMr.Mr.君（愛知県）から「急告！本日の授業は出題者不良につき中止（事務局）」と前フリセリフで突っ込まれたりもした。
しかし９月以降にQDと茨城県パズラー・SDとの戦いが沈静化し、それに伴い轟木君の活動も徐々に目立たなくなる。12月31日のスキー忘年会に出席後に休学に入るが、1993（平成５）年３月11日（600回）に復活。しかしこの年は紙面に顔を出すことは少なく、５月27日（610回）に「そろそろ潮時なので」と引退宣言。その日のHRでは「へん、九州もんのQDは永遠に不滅なり!!」と言ったのが最後のセリフとなった。
今改めて紙面を読み返してみると引退時の轟木君のセリフは、討ち死にする際に最後に残した言葉のように思えてしまう。現に宮崎県はその後、８月12日（621回）に沖田滝稀君が入学するもその回限り。以降宮崎県は誰一人もＰ学に入学して来なかったのである。
QDの構成員として活躍していた轟木君であったが、飛び抜けて目立つことなく地味に活躍していた。せっかく孤軍奮闘していたのだから、タイトルをもっと獲得するぐらいの意気込みがあっても良かったんじゃないのかなと思う。まあ、民放テレビ局が２局しかない県でもあるから地味なのも仕方がないかな（苦笑）。