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Ｐ学生プロフィール 第30回 林原无君（長崎県） |
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PN・（敬称） |
夭（1991.2〜3）→无（1991.3〜10、11〜1992.4）⇔无巡査（1991.11）→林原无（1992.4〜）（君） |
| 在籍都道府県 | 長崎県 |
| Ｐ学入学年月日 | 1991（平成３）年２月14日（495回） |
| タイトル獲得数 | DD出題回数 １回（583回）
ごほうび賞獲得回数 １回（570回） イラスト掲載回数 20回 |
この博物館のメインコーナーであるＰ学生プロフィールもついに30回目！それも2003年に入ってから作成することになろうとは思っても見なかった。考えて見ると、ようやく中間点を過ぎた頃になろうか。さて、今回は長崎県から大いに目立ったＰ学生･林原无（はやしばら・うー）君（以下、无君）を紹介することにしよう。
1991（平成３）年２月14日（495回）にPN『夭』で入学。実はこのPNは『无』の誤植であり（元ネタは『3×3EYES』のキャラクターから）、３月７日（498回）の紙面で風船君（後のWinず・以下、Ｗず君・大阪府）から「夭は无じゃない？」と指摘してくれたのだ。こう言う指摘もあったおかげで翌週の３月14日（499回）からは正しいPN『无』で掲載された。その後、1992（平成４）年４月30日（557回）のひろばの紙面でも、无君は「『无』で入学したけど、Ｗず君の指摘がなければずっと『夭』でいた…。」と、当時を振りかえっている。
入学当初はDDで盛んに博士ネタを投稿していたが、HRでは時折後醍醐天皇（大阪府）に力を貸す程度であった。HRで目立つ最初のきっかけとなったのがQD（九州同盟）への対抗である。
当時のQDは迦楼羅君・流言君（ともに福岡県）が中心となって茨城県パズラーとの争いを続けていたが、花散里くん（福岡県）のように九州パズラーでありながらQDに対抗するＰ学生もいた。无君は７月18日（517回）に「おらおらQD、『副岡』がガラ空きだぜいッ。」と迦楼羅君たちに対抗したのをきっかけに、花散里くんと手を組んで戦うことになったのである。
11月７日（533回）からPNを『无巡査』に改名したが２週間後の11月21日（535回）、元の『无』に戻してしまった。理由はPNを変えたことを姉に知られてしまった為、戻さざるを得なくなったとか。編集部側はそんな彼のコメントに対し、「さすがは姉様だね。」と突っ込みを入れていた。
実はこの改名には无君にとって大いなる転機でもあった。无君自ら警官となり、地中海刑事君（以下、地中海君・千葉県）と共にＰ学の治安を守るためにパトロールを始める。が、時々犯罪に加担したり、警察職を売りに出す事もあり、刑務所の所長である雪竜君（新潟県）をも巻き込む騒ぎにまで発展していくのであった。
では、その時のやりとりを紹介する事にしよう（以下、黄文字は无君・水色文字は地中海君・黄緑文字は雪竜君）。
| 1991 11・28（536回） | 「了解！ただちに現場に直行しますッ。ピ〜ポ〜ピ〜ポ〜♪」 「こらチカン！バキッ!!あれ『地〜ちゃん』？」 |
| 初めて２人のやりとりが掲載された回。 | |
| 12・19（539回） | 「こら変態Ｈ氏！オレにもやらせろ〜。」 「おら〜。テメー現行犯だ！あれま无ちゃんじゃあ〜りませんか。」 |
| 1992 １・16（542回） | 「こちら无。ただ今玉に追われとります。至急応援……グシャ！」 「ガシガシガシー！」（玉姫くん・静岡県） 「ピ〜ポ〜ピ〜ポ〜。グシャ！（息絶えた）」 「右の２人！懲戒免職。」 |
| ２・20（547回） | 「え〜ケーサツ〜。警察はいかーすかぁ。今なら３割引!!」 「右の者！退職届はいつでも受理するぞ!!」 |
1992年に入ってからもこの３人によるドタバタ騒動は続いたが、２月27日（548回）には再び後醍醐天皇の元につくも長続きはせず。３月26日（552回）に高校受験の為休学に入ってしまう。が、３週間後の４月16日（555回）には高校入学に伴い復帰。地中海君と共に幻次郎君（大阪府）の逮捕に躍起になるが相変わらずドタバタ騒動を巻き起こす有様であった。
このような状況に无君は嫌気がさしてしまい、７月23日（569回）に警察を辞職し、就職活動を開始。「週休６日で時給1000円（ボーナス付）くらいで。そーでないと泣いちゃう。」と高望みで職を求めたところ、遊奇邪馬土くん（大阪府）が経営する風俗店『遊奇館』の元で呼びこみとして働くことになった。しかし、前職の警察と掛け持ちで働くこともあり、11月19日（585回）に遊奇館のアルバイトを辞めて再び就職活動に入る。そして結局は元の警察に戻ることになった。
1993（平成５）年に入ってからも地道に警官として活躍していたが、５月20日（609回）の投稿を最後にＰ学から姿を消してしまう。実は无君はこの時、事故によって入院しており、無期休学を余儀なくされていたのである。７月８日（616回）のひろばで天空神君（京都府）たち近畿パズラーがお見舞いメッセージを掲載すると共に復帰を願ったが、二度と紙面に戻ることはなかった。突然の事故がなければ活躍が期待されていただけに、无君も悔やみきれなかったに違いないであろう。
実は无君は知られざる活躍があったのをご存知であろうか？それは1992年８月、无君が就職活動をしていた頃であった。この時の紙面では退魔士メスロン君（以下、メスロン君・埼玉県）と傭兵オグマ君（以下、オグマ君・愛知県）が互いに『モテないＰ学生』であり、敵対関係にあった。
しかし无君がオグマ君に「オグちゃん、君にはちゃんとした『カレ』がいるじゃないか。」と言ったのをきっかけに、オグマ君とメスロン君の間に愛が芽生えていき、次第にホモカップルとなっていったのである。このホモカップルの誕生により、1993年にはホモブームが蔓延していったのだが、无君からオグマ君にかけた言葉がもしなかったら、その後も敵対関係が続いていたかもしれない。
※…2020（令和２）年４月21日に追記更新。地中海刑事君とのやりとりを追加した。