|
Ｐ学生プロフィール 第166回 右京くん（大阪府） |
|
PN・（敬称） |
右京（くん） |
|
在籍都道府県 |
大阪府 |
|
Ｐ学入学年月日 |
1991（平成３）年７月11日（516回） |
|
タイトル獲得数 |
DD出題回数 １回（613回）
イラスト掲載回数 16回 標語掲載回数 ７回（549回、578回、629回、645回、657回、670回、679回） |
162回に飛☆降己くん（以下、降己くん・大阪府）のプロフィールを掲載したが、今回は降己くんの妹・右京くんを紹介する。彼女のPNの元ネタは高橋留美子の漫画『らんま1/2』の登場人物・久遠寺右京から取ったものである。実はこの由来を知るまでは、当時F1レーサーとして活躍していた片山右京から取ったのでは…と思っていた（苦笑）。
右京くんが入学したのは、降己くんの入学から２ヵ月後の1991（平成３）年７月11日（516回）。入学当初からなかなか目立てない時期が続いたが、1992（平成４）年度に転機が訪れる。天空神君（愛媛県）（※１）が教祖を務める『天空神教』との出会いであった。
1990（平成２）年度から布教活動を続けていた天空神教は、1991年度から天之雅日子くん（以下、雅日子くん・栃木県）や蓮川一也くん（以下、蓮川くん・大阪府）を始め女子Ｐ学生を信者の対象とするようになった。右京くんは５月21日（560回）に「天様のFanって多いねぇ。」と、天空神教へ入信。以後、鳥坂隊長くん（以下、鳥坂くん・茨城県）や樹里くん（東京都）など女子Ｐ学生が続々と入信していく中で、天空神君を巡る争奪戦までにエスカレートしていった。
その時のやり取りは以下の通り（以下、緑文字は右京くん・青文字は天空神君・ピンク文字は樹里くん）。
| 1992 ９・17（577回） | 「お前らのナンパは邪道！女は神徳で引きつけるものなのじゃ♪」 「天様、愛してるわ♪」 「何よ!!天様はウチのもんやで!!」 |
| 10・15（580回） | 「ふふ、天空神教の女神は、今日も美しい♪」（雅日子くん） 「天空神ハーレムはハートだらけよ〜ん。」 「あ〜ら樹里殿、天様の愛人は私ですのよ!!」 「以上、洗脳合宿の一場面でした。」（雪竜君・新潟県） 「フハハハ、クヤシカッタラモテテミロ（天空神教聖典10章15節より）」 |
| 11・26（586回） | 「ウチの宗教は、あんなんじゃありません。」（カステラ君・福島県） 「実は『モテナイ教オモイデ派』だったりして。」 「天様、たった今修行地から戻って参りました〜♪」（鳥坂くん） 「天様はウチの愛人だってばー!!」 「降己くん、この子黙らせてくれない？」 |
| この時期は風車男ルリヲ君（以下、ルリヲ君・群馬県）が『オモイデ教』を設立し、カステラ君と共に天空神君および天空神信者に対抗していた。 | |
| 1993 １・21（593回） | 「あっ天様♪今日も輝いておられるぅ（感動）」 「何よオバン!!邪魔よ!!」 「だーれがオバンだって!?もう一度言ってみな!!」 「また天様の前で醜い争いを…。」（鳥坂くん） 「ケンカしてるヒマがあったら、ルリヲの首を取ってこんかい!!」 |
| ２・25（598回） | 「天様ぁ♪一番は私よね？」（舎脂夫人・東京都） 「天様はオバンの相手してるほどヒマやないねんけど。」 「ったくぅ!!よく動く口だねッ。」 「モテナイ教には悪いが、信者たちとイチャつかせてもらうぞ♪」 |
1993（平成５）年度に入ると、オモイデ教による天空神教への攻撃が盛んになった。こうした状態に４月15日（605回）、右京くんは樹里くん・蓮川くんと共闘してオモイデ教に対抗するようになった。とりわけ右京くんは５月20日（609回）に『天様を愛しても委員会』を設立し、自ら委員長になって天空神教を支える立場になった。
しかし６月10日（612回）、巫女くん（鳥取県）が復活と同時に天空神君にたぶらかされた事を暴露した為、状況は一変する。
右京くんは「天様、うそだと言ってくださいッ、うそだと…。」と天空神君にすがっていたが、７月29日（619回）のHRでは「て〜ん様♪巫女は捨てても私を捨てませんよね？（とナイフを手に）」と迫る一幕もあった。その後も巫女くんによる天空神君への暴露工作は続き、樹里くんは10月21日（631回）に「天様さようなら、私、新しい恋を探しますわ。」と脱会を宣言した。
一方で右京くんはオモイデ教への改宗をほのめかすセリフを載せていた事もあったが、「天様、今までの裏切り行為を許してくれますよね？」と懺悔する。同時に「樹里がいなくなった今、私が唯一の天様信者ね♪」と天空神君に一途な姿勢を貫き通した。だが、それも束の間の安堵であった。12月23日（640回）に世沙明くん（埼玉県）が「天様、イエス様からお告げがあったの。私たちは結ばれると。」と天空神教へ入信した事で、天空神君の争奪戦が再燃する（以下、紫文字は世沙明くん）。
| 1994 ４・14（653回） | 「さあ君たちの熱い思いを私にぶつけるのだ〜♪」 「神は落ちても直らなかったか。」（雪竜君） 「天様、私……うわぁ〜ん。」 「天様、好きですっ。キャーキャー♪」 |
| 1994（平成６）年度の９代目生徒会長選挙に天空神君が出馬するも、落選。しかし布教活動を続ける事で、立ち直りの早さを見せつけていたのだ。 | |
| ５・19（658回） | 「天様が一番よね♪」（萌魚くん・北海道） 「さあ、知恵ある女子は、私のすばらしさを知るがよい♪」 「天様ぁ♪（うっとり見つめている）」 「♪アイ・ラブ・フォーエバー♪」 |
| ６・23（663回） | 「え〜い、男どもは消えうせろー!!」 「天様のツメのアカでも飲めばいいのに。」 「あんた、お祈りの仕方知ってんの？」 |
そして８月４日（669回）に巫女くんが隠し子の天子ちゃん（京都府）を連れて復活（※２）した事で、天空神君の周辺は再び混乱状態となる。この時の右京くんは９月は休学するが、10月６日（678回）に復活。巫女くんや天子ちゃんに対抗していたが、11月10日（682回）に「天様、長い間お世話になりました。」と書き置きを残して脱会してしまう。翌週の11月17日（683回）には世沙明くんも脱会した事で、天空神教は一気に衰退の道を辿ったのである。
脱会後は天空神君とはもちろん、信者たちと距離を置くようになった。1995（平成７）年３月23日（700回）のHR特集『私にとって、Ｐ学とは何だったのか』のお題に対し、「悩みまくって弱気になってた時、顔を上げればいつもアナタがいた。」と回答。翌週の３月30日の卒業式での『お別れ伝言板』では、『みんながそこにいてくれる。だから今の私がここにいる』とメッセージを残したのであった。天空神教の信者として活躍していた頃は対立する事もあったが、やり取りしていたＰ学生たちへの感謝の表れと言えよう。
なおインターネット時代では、1998（平成10）年９月にホームルームにて近況報告を行い、2000（平成12）年まで時折書き込んでいた。
※１…天空神君は1993年度から、大学進学の為京都府に引っ越している。
※２…巫女くんは1994年度から、進学の為京都府に引っ越している。