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Ｐ学生プロフィール 第123回 成原成行君（大阪府） |
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PN・（敬称） |
ダースドラゴン（1987.11〜1988.3）→鬼羅左右人(1988.3〜1990.6,1993.5〜1993.8)→成原成行（1990.6〜1993.5,1993.10〜）（君） |
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在籍都道府県 |
大阪府 |
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Ｐ学入学年月日 |
1987（昭和62）年11月26日（334回） |
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タイトル獲得数 |
DD出題回数 ２回（417回、544回）
ごほうび賞獲得回数 １回（653回） イラスト掲載回数 １回 標語掲載回数 ３回（403回、438回、511回） |
1987（昭和62）年11月26日（334回）に『ダースドラゴン』というPNで入学した成原成行君。だが翌年の1988（昭和63）年３月24日（349回）に『鬼羅左右人（読み方は『キラソード』）』とPNを改名した（以下、鬼羅君）。ちなみにこのPNの元ネタは、当時エスキモー（※）から販売されていたアイス『秘伝忍法帳』のおまけシールの登場人物である。
入学した当時は、男女交際をめぐって博士と硬派ロード君（千葉県）が男女交際禁止を訴えるべく、反男女交際委員会（HDK）を設立。男女交際派（DK）との抗争までにエスカレートしていた。
鬼羅君は当初この抗争に中立状態であったが、1989（平成元）年２月９日（393回）に「よし、今日こそキグナスを殺したるー。やつほどうっとーしい野郎は見たことねぇ！」とDK側の主力構成員のキグナス君（滋賀県）に宣戦布告した事で、HDK側についた。
しかし７月27日（417回）にDK派に寝返ってしまう。もっともこの時期は頻繁にどちらかの陣営に寝返るＰ学生が相次ぎ、これがDK・HDK戦争がマンネリ化する原因のひとつになってしまったけど…。
またその一方で死体回収委員にも就任し、HRでは「えっちらおっちら、これで123体目の死体だ。死体回収委員もつらい！」と死体回収に明け暮れる一幕もあった。ただ1989年度に入ると夜霧君（鹿児島県）率いる九州同盟（QD）が大阪府に侵攻してきた事もあって、鬼羅君も近畿共同体（KC）に加入してQDに対抗していた。その頃のセリフは以下の通り。
| 1989 ４・６（401回） | 「大阪を狙うウジ虫めッ。タコでやっつけたるわ！」 |
| ８・10（419回） | 「QDとは『究極のドジ』ということです。」 |
| 11・16（433回） | 「へん、鹿児島もんなんて、花博の肥料にしてやるわ！」 |
| 翌年の1990（平成２）年４月から半年間大阪で行われた、『国際花と緑の博覧会』にちなんだネタ。 | |
| 1990 １・25（442回） | 「リンダ・九紋竜・夕霧は、ほっときゃそのうち分裂するぜ。」 |
| ちなみにこの回に九紋竜君（福岡県）はQDに反旗をひるがえし、リンダ君（大阪府）は1990年５月24日（458回）に夜霧君につきまとうようになった。 このセリフは、予言が実現した形になったと言えよう（笑）。 |
そして６月14日（461回）にPNを『成原成行』と改名し（以下、成原君）、「私は狂科学者の成原です。今日より私がＰ学を占領します！」と宣言した。このPNの元ネタはゆうきまさみ原作のマンガ『究極超人あ〜る』の登場人物であり、Ｒ・田中一郎を生み出したマッドサイエンティストである。PN通りのキャラクターで活動していくが、低電圧アール君（埼玉県）とのからみは一度もなかった。
1990年度からルドルフ・ヘス君（以下、ヘス君・広島県）が日本ナチス支援会（JNSC）を立ち上げて活動を行っていたが、成原君は当初「ルドルフとQD、どちらもバカですな。」とナチスとは敵対関係を持っていた。これに対しヘス君は「この資本主義者めっ。我がJNSCに入れ！」と勧誘されるも、成原君は「狂戦士どもよ〜。JNSCを倒せ〜。大量虐殺じゃ〜!!」と対抗した。
ところが８月30日（472回）、成原君は「フッフッフ。狂科学者、今日からJNSCに加入するぜ。ハイルヒトラー!!」と手のひら返しとばかりにJNSCに加入。以後、ヘス君と共に活動を行っていった（以下、緑文字は成原君・赤文字はヘス君）。
| 1990 ９・６（473回） | 「こういう状況だから、JNSCが必要なのだ！」 「ナチスばんざーい!!第三帝国を復活させてやる！」 「ふん、我が友ド・ゴールに敗れ去った分際で何を言うっ。」（らんぐ・ど・しゃくん・大阪府） |
| 10・11（478回） | 「同志よ、乾杯といこう。我が総統のために！」 「こういうヤツこそ、戦地へ送り込んでやりゃいいんだよ。」（原ボウくん・東京都） 「けっ、陸海空すべてにおいて優秀なナチスをなめんなよ!!」 |
| 11・８（482回） | 「JNSCがこのダラケきった雰囲気に気合いを入れてやるッ。キエーッ!!」 「同志よ。今後も国家社会主義発展のため、努力を続けていこう!!」 「ハイルヒトラー！はッ。つい言ってしまった…。」（前瀬あすなくん・広島県） 「成原よ。お前はだまされてるんだ。ナチスなんか辞めて早く改心しろッ。」（傭兵オグマ君・愛知県） |
| 12・27（忘年会） | 「では、ヒトラー総統の写真の前で、乾杯！」 「マイフェラー（我が総統）に乾杯!!」 「言ってろッ。バカ！」（すぅぱぁ☆優ちゃん・兵庫県） |
12月６日（486回）にはＰ学破壊者（大阪府）も加入するが、２週間後の12月20日（488回）に突然『ヒトラーII世』と改名。更に1991（平成３）年１月17日（491回）にはヒトラーIII世君（大阪府）も加入したりと、ヒトラー一族が増えていった。
ところがヒトラーII世が、この時期から勃発した大阪VS兵庫戦争に介入し、兵庫県に対して攻撃を仕掛けた。これに対してヘス君は「同志ヒトラーよ。君の行為が敵を作ると思ったことはないのか？」と咎め、成原君も「ヒトラー一家に告ぐ。私はお前らをJNSCの者と認めるわけにはいかんッ。」と告げた事で、４月18日（504回）からヘス君＆成原君VSヒトラー一族との内輪揉めに発展した。
もっともＰ学破壊者が『ヒトラーII世』と改名した際『一時的な改名』だった事もあり、成原君は「JNSCを利用するために改名したとしか思えない！」と不満を露わにしていたのだ。それを考えると、起こるべくして起こった事態と言えよう。その後ヒトラー一族があっさり消滅した事で、内輪揉めが終結したけどね…。
なお成原君は1991年度から1993（平成５）年度までの生徒会長選挙に３年連続で出馬するが、いずれも落選。また1992（平成４）年３月29日には、後醍醐天皇（大阪府）と協力して同窓会を開催した。
その後ヘス君は後醍醐天皇と同盟を締結した事で、彼と共に劉義邦帝君（茨城県）と戦う事になる。成原君もこれに追従したが、９月10日（576回）に「諸君、ワイは『２代目大阪もん長』を襲名すんでぇ！」と宣言。初代大阪もん長だったぼくドンちゃん（大阪府）の路線を引き継ぐかと思われたが、自ら他都道府県を侵略する事はなかった。
ところが1993年１月21日（593回）、「大阪のクズが、何かグズグズ言うとるわい。」と後醍醐天皇に宣戦布告した事で、大阪府パズラー同士の内乱が勃発した。更に５月20日（609回）にはヘス君も「後醍醐よ、貴公との同盟は破棄させてもらうぞ！」と、後醍醐天皇と決別。これによりJNSCと後醍醐天皇とは敵対関係となってしまった。
５月20日（609回）からPNを以前の『鬼羅左右人』に戻し、７月29日（619回）にはKCを再結成して後醍醐天皇率いるＰ学軍に対抗するようになった。ところが10月28日（632回）から再びPNを『成原成行』に戻し、11月11日（634回）にはヘス君が後醍醐天皇と再び手を組む姿勢に対し「ヘス様、こんなのと手を組むのですか？」と不信感を高める一幕もあった。
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その後は休学と復活を繰り返していたが、1994（平成６）年４月14日（653回）に【ビリヤードって、３人１組で突くんだっけ？】の回答で悲願のごほうび賞を獲得した。 一方で青柳ういろう君（広島県）が立ち上げた『老人会』に加入し、「ふん。今や老人がトレンディーなのさ。」と開き直る姿勢をみせていた。20歳以上のＰ学生が相次いで入会拒否する中で、成原君は積極的に入会した数少ないＰ学生だった。 ５月19日（658回）には「フッ、ワシら20代がジジイなら、バカセは一体何なんでしょうね（笑）。」とつぶやいた事で、博士から「ウッチェー!!」と怒りを買う羽目になった。 |
| 653回問題図 |
そして７月28日（668回）、「いいか若いの、オレたちの若いころのＰ学はな……今と大して変わらんかったわい!!」とHRで発言したのを最後に、引退宣言する事なく姿を消した。その後『インターネットパズラー学園（現・ドルードル学園）』には1999（平成11）年にHRにて近況報告した程度で、DDへの復帰までには至らなかった。
（※）…1979（昭和54）年３月に森永乳業がオランダ・ユニリーバ社と技術提携したアイスクリームブランド。2010（平成22）年10月に廃止され、既存製品は順次森永乳業ブランドに変更された。