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Ｐ学生プロフィール 第68回 朱子くん（兵庫県） |
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PN・（敬称） |
朱子（くん） |
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在籍都道府県 |
兵庫県 |
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Ｐ学入学年月日 |
1992（平成４）年10月15日（580回） |
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タイトル獲得数 |
DD出題回数 １回（616回）
ごほうび賞獲得回数 １回（628回） パズル出題回数 ３回(618回、635回、1994年新年特集)イラスト掲載回数 20回 標語掲載回数 １回（642回） 1993年目立ち屋大賞受賞 |
同性愛に走ったＰ学生は、1985（昭和60）年頃から博士に求愛したマルガリータ君（大阪府）が第１号であり、その後エカテリーナ君（東京都）との恋に落ちるまでに至った。その後Ｐ学での恋愛関係も次第に複雑化していき、中でも1993（平成５）年でのHRが最も顕著に表れていた。こうした関係に振り回された朱子（あけこ）くんもその１人であった…。
1992（平成４）年10月15日（580回）に入学。当時中１だった朱子くんは周りに上手く馴染めずにいた事もあり、1993（平成５）年２月４日（594回）に「よしっ。今日からモテナイ教の信者になるぞ！」と、十一君（千葉県）が教祖を務めるモテナイ教へ入信する。
そして２月25日（598回）、「あの〜モテナイ教信者の女の子は嫌いですか？」と問いかけたところ、魔風（まかぜ）君（神奈川県）から「よし朱子くん、２人でモテナイ教をとび出そう！」と誘われる。
これがホモ騒動までにエスカレートするきっかけとなり、３月25日（602回）、疾風君（埼玉県）が「魔風、もう離さないよ。好きだよ。」と魔風君に付きまとい出す。
その後の展開はと言うと、疾風君が魔風君に付きまとう→魔風君が朱子くんに助けを求める→朱子くんがうろたえる→十一君が朱子くんを連れ戻そうと躍起になる…というパターンが続く。この４人を当時のＰ学生たちは『疾風＆魔のトリオ』と称した。例えば４月１日（603回）のやりとりを挙げてみると…？
| 「あの〜うちの女信者が失踪したんですけど、おたく知りません？」（十一君） 「冗談は顔だけにしてよッ。」（朱子くん） 「魔風〜。」（疾風君） 「ウソから生まれた自業自得……バタッ。」（魔風君） |
こうした状況に朱子くんは風紀委員に就任し、魔風君をホモから守ると宣言した。ところが、ここから更に朱子くんの周辺関係は一層複雑化していく。
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まずホモ健所を立ち上げた突剣君（埼玉県）が、３者の争いに広告ネタで介入。 更に亜槐くん（北海道）と水鈴くん（群馬県）が疾風君に求愛し、六芒三邪神くん（北海道）は疾風君に対抗する。その一方でアフロディテくん（後の女神イシス・埼玉県）は疾風君と魔風君が結ばれるように後押ししていく。 そして朱子くんの父親として名乗りを上げた天道早雲君（大阪府）が、「おい朱子！何としても魔風君をモノにせいっ。父さんがついておるぞ。」と朱子くんを後押しする事で周辺は複雑化。 こうした事態に朱子くんは疲れを見せ始め、９月30日（628回）の紙面で「私、実家に帰らせていただきます！」と激怒する。 10月28日（632回）のＰ学祭・第１週目で掲載された伝言板でも、こうした騒動がいかに複雑であったかがお分かりいただけるだろう。 |
そして11月４日（633回）で疾風君が引退宣言し、朱子くんはようやく魔風君と結ばれる…と一安心したのも束の間であった。今度は十一君が魔風君に付きまとうようになり、更に朱子くんには怪盗ランマ君（匿県）から付きまとわれる事態に陥り、突剣君のホモ健所に逃げ込む一幕も見られた。
こうした騒動がＰ学生たちの目に止まった事で、『疾風＆魔のトリオ』のメンバー全員が1993年目立ち屋大賞を受賞。とりわけ朱子くんは被害に巻き込まれた立場での受賞となったのだから、非常に複雑な思いだったに違いない。
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1994（平成６）年２月３日（643回）、九尾狸君（東京都）が作詞した『土管ハウス賛歌』に、朱子くんが作曲した作品がひろばに掲載された。 【土管ハウス賛歌】 １．明日は御殿になるんだと 耐えて忍んで幾星霜（いくせいそう） なぜか家主（やぬし）はハゲ一人 蹴られ燃やされつぶされて 家主は今日もハゲ一人 ２．ドルードルではチャカされて HRでは壊されて 撃たれ叩かれつぶされて 家主は今日もハゲ一人 明日は御殿になるんだと 寒月（かんづき）だけに問いかける 楽譜画像をクリックすると、MIDI音源で聴く事が出来るよ。なお、歌詞の読み方に誤表記があるけど、当時の紙面のままで掲載する。また、実際音符に当てはめて作成してみたところ…どうもしっくり来なかったので、こちらの方で一部アレンジしている。ご了承いただきたい。 |
| 1994年に入っても魔風君の元に付きまとう男子Ｐ学生が多く、朱子くんはうろたえるばかりであった。 ２月10日（644回）のHRで行われたＰ学ねるとんパーティーにて、魔風君は「朱子さらばだ！私は旅に出る……（背中が泣いている）。」と引退宣言してしまう。 この時の朱子くんは退魔士メスロン君（以下、メスロン君・埼玉県）と傭兵オグマ君（以下、オグマ君・愛知県）との関係に割って入り、「オグマ君は私がもらいますわッ。」とオグマ君に求愛宣言する。 とは言え、疾風君＆魔風君と共に去られてしまった朱子くんのショックは大きく、２月24日（646回）には『そして朱子は途方に暮れる。』と当時の心境を示したイラストが掲載されたのである。 1994年度に入ると、真珠元くん（愛知県）が設立したオグマ君親衛隊に加入し、副隊長に就任。「今ならまだ大丈夫。朱子が『純情派』に戻してあげるよ。」と、オグマ君への思いを貫き通す。時にはメスロン君を排斥しようと躍起になる場面も見られたが、８月25日（672回）の投稿を最後に朱子くんは休学してしまう。 |
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そして翌週の９月１日（673回）に魔風君が復活してしまった事で、朱子くんが魔風君と結ばれる事はなかった。こうしたタイミング悪さもあった以上、朱子くんが幸せになれなかったのも不運も重なってしまったのではないかと思う。
なお朱子くんは８月７日に大阪で行われた全国同窓会に出席。1995（平成７）年３月２日（697回）のひろば内では、阪神大震災に見舞われるも無事である事を報告している。
※…2020（令和２）年４月６日に追記更新。『土管ハウス賛歌』に関する文章とMIDI音源を追加した。