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Ｐ学生プロフィール 第50回 退魔士メスロン君（埼玉県） |
| PN・（敬称） | 退魔士メスロン（君） |
| 在籍都道府県 | 埼玉県 |
| Ｐ学入学年月日 | 1990（平成２）年12月６日（486回） |
| タイトル獲得数 |
DD掲載回数 １回（505回） ごほうび賞獲得回数 ３回（497回、514回、685回） イラスト掲載回数 ３回 標語掲載回数 ８回（500回、528回、535回、548回、563回、591回、593回、598回） 1992年度Ｐ学功労賞受賞 |
まずは長いことこのコーナーの更新を滞らせていた事をお詫びする。ホームページ２つも管理してる中でmixiにも手を出してしまった事で、10ヵ月近くも間隔が空けばさぞかし待ちくたびれていたと思う。よく考えればＰ学生プロフィールも今回で通算50回目。記念すべきこの回を飾るべく、紹介するＰ学生は埼玉を賑わせたＰ学生・退魔士メスロン君（以下、メスロン君）である！それでは早速紹介するとしよう。
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1990（平成２）年12月６日（486回）にメスロン君は入学。その時最初に答えたDD回答は【博士はこの玉ゴジラの足の下です】であった。当然の事ながら博士にけなされる中、当時HRで勃発していた天空神君（愛媛県）と大日如来君（後の軍司將軍・以下、大日君・宮城県）の神仏戦争に介入。当初は天空神君を盛んに攻撃していた為巫女くん（鳥取県）からの反撃を受けたりもしたが、後になって攻撃の矛先を大日君にも向けるようになったのである。 一時は大日君の腹心の部下・薬師如来君（宮城県）から「メスロンよ、我々と平和条約を結ぼう！」と打診されたりもしたが、「へん。バ神もア仏も同じようなもんだぜ。」と退けていた。 |
| 486回問題図 |
また攻撃目標を大日君に絞り、天空神君と手を組もうと打診するも共闘する事はなく、むしろ巫女くんからの攻撃を受けた事で結局どちらも攻撃する立場に立ったのである。1992（平成４）年１月には「雌ロンは、女子トイレにでも入ってろ！」と攻撃を受けた相手は…傭兵オグマ君（以下、オグマ君・愛知県）。４月16日（555回）に大日君が休学した事によってオグマ君・天空神君との三つ巴の争いに発展していった。
さてこのような中、555回の博士の歌コンテストでメスロン君が登校した歌詞が投票によって最優秀傑作となった。どんな内容かというと…？
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生まれも育ちも知らぬまま 何億年と生きてきて むかしゃおそうじおじさんと 呼ばれそのうち出世して ハゲで出っ歯で短足で、スケベで醜男だけれども 皆に愛されイジメられ 尊敬される超恩師 その名は我らがＰ学の その名は我らの博士です |
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このコンテストは当初、『春が来た』の替え歌で博士の歌を作ろうと言うものであったが、長い歌詞だけれども非常にインパクトがあったゆえに最優秀傑作に選ばれたのである。またこの歌は1994（平成６）年２月17日（645回）に騎光士カミュ君（神奈川県）の手によって作曲された（博士の歌のメロディーは、『Ｐ学ソング一覧表』内で聴くことが出来るよ）。
またメスロン君は第４回Ｐ学祭実行委員長にも就任。前年の1991（平成３）年にも実行委員として活躍していた事もあっての就任となったが、何せ企画を考えるのが大変な上にＰ学生からの意見がなかなか来なかった事もあった。その為６月４日（562回）の意見募集文の中で「意見が少な過ぎた場合は、Ｐ学祭を中止します。」と強気の発言で臨んだのである。その甲斐あって10月22日（581回）と10月29日（582回）の第４回Ｐ学祭は以下の内容で盛り上がり、この年のＰ学功労賞を受賞した。
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第１週目（581回） |
DD…学園長特講DD HR…博士の像作り |
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第２週目（582回） |
DD…写真DDを交えた父母参観日 ひろば…Ｐ学ティーチイン『Ｐ学だからできること』 |
| 後夜祭（583回） | 伝言板 |
話をHRでのやり取りに戻す事にしよう。その後オグマ君とは互いにモテないと言い合っていたが、いつしか２人の関係は妖しく、親密な仲へと発展していく。当時のセリフを見てみると…？（以下、赤文字はメスロン君・青文字はオグマ君）
| 1992 ６・11（563回） | 「へん。女なんて、そんなもん…ほしい。」 「ふう。オレもこいつと同じこと考えてた。」 |
| 互いに愚痴をこぼし合い始めた頃。 | |
| ７・23（569回） | 「おし、オレは開き直った！彼女募集だー!!」 「ああはなりたくないよね。」 |
| ８・13（572回） | 「ところでメスロン氏は、彼女の方どうなったの？」（エスパーくん・兵庫県） 「やいオグマ！どっちがモテないか勝負だ!!」 「いくら何でもお前よりはマシだぜ。」 |
| 11・12（584回） | 「だれか、オレを身受けしてくれ〜」 「私を置いて行かないで〜」 |
| ２人の仲が徐々に怪しい方向に進みだした頃。 | |
| 12・１（587回） | 「オグマよ、オレたちも世の中が認めてくれるまで、もう少しの辛抱だ。」 「オレもついていくぞ。」 |
| この日行われたうい＆稲結婚式での２人のやり取り。 | |
| 1993 ３・４（599回） | 「オレも宗教を倒さねば……でもオグマに引き寄せられていく〜。」 「メスちゃん気持ちわり〜。」 |
こうした関係も、1993（平成５）年に入れば一変する。黒魔女くん（埼玉県）や飛影くん（兵庫県）・榊原祐くん（岡山県）の３人がメスロン君に求愛した事により、次第に３人の女子Ｐ学生によるメスロン君争奪戦までにエスカレートした（以下、緑文字は天空神君・黒背景＆黄文字は黒魔女くん・オレンジ文字は飛影くん・ピンク文字は榊原くん）。
| 1993 ７・29（619回） | 「メスロン様は、天空神のようにならないでね。」 「ヤツも気をつけないと、私みたいな目に遭うぞ〜。」 「それは言わないでください…。」 「助けてあげないからね。」 |
| ８・26（623回） | 「メスロン様、男っぽい女の子は嫌いですか？」 「私は普通ですから、ご安心ください。」 「部外者はお黙り!!」 「どーだオグマ、うらやましいだろ？」 「お前、『退魔士教』でも作る気か？」 「フフ、私の美しさがねたましいらしい。」 |
| ９・30（628回） | 「メスロン様、巫女とできてたなんてウソですよね？」 「あんたはとっとと帰りなッ、ねぇメスロン様？」 「あの、オレはバーゲンの商品じゃないので……。」 「とか言いながら、私の手を握らないでちょーだい!!」（巫女くん） 「この女、スキャンダル屋でも始める気か？」 「女どもよ、早くしないとメスロンをもらっちまうぞ。」 |
| 更に天空神君との過去の関係を暴露した巫女くんまでも介入した事で、争奪戦は泥沼化。 この事態にオグマ君は「オレはメスを巫女の手から救い出すぞ。」と宣言した事で、メスロン君の周辺関係はますます複雑化したのであった。 |
しかしながらメスロン君は次第にオグマ君を疎ましく感じるようになってきた。と言うのも1994（平成６）年に入ってからは、オグマ君の元に朱子くん（兵庫県）と真珠元くん（愛知県）が求愛してきたからである。だから２月３日（643回）のHRでは「女は〜内。オグは〜外!!（切実な願い）」とオグマ君を攻撃していたのだから、メスロン君の本心が表れてきたのであろう（以下、白背景＆朱文字は朱子くん、白背景＆緑文字は真珠元くん）。
| 1994 ５・19（658回） | 「男同士の愛なんて汚れてるわ!!」 「メスロン様ぁ、前の続きしましょ。」 「私、オグちゃんのために、キレイになるっ。」 「こうなったら、酔わせて何とかしちまうか（笑）。」 「出してくれ〜（監禁されてる）。」 「もうあきらめなさいって。」 |
| ６・９（661回） | 「メスロン様も、『自分には女がいる』と、はっきり言ってやってくださいッ。」 「こらッ、オレのメス様に何をする!!」 「メスロンのどこがそんなにいいのやら…。」 「オグちゃん、私が守ってあげるからね……あれ？」 「こんなに逃げるのに忙しいと、メスちゃんに会う余裕がないよ〜。」 「愛する女の子たちへ、やらなければならないことがあるので旅に出ます。ゴメン…（置き手紙）」 |
この様な中、10月頃には疾風君（埼玉県）がメスロン君に求愛してきた事で一層複雑化。ついにメスロン君もどっちつかずの立場をとったりするなどしたから、ついには男女共に「ハッキリして！」と迫られる事もあった。しかし1995（平成７）年２月16日（695回）にＰ学閉校の発表があったHRで、メスロン君はオグマ君に「君ねぇ…じゃ行けるとこまで行くか。」と告白。
その後３月23日（700回）のHRでオグマ君が「メスちゃんは誰にも渡さない。僕のもの。」と言った事でようやく２人の仲は実り、メスロン君もまた「今、ホッとしてるのも事実です。」と本音を語った事で長きに渡るメスロン君争奪戦は終わったのである。
だがメスロン君はオグマ君からだけではなく、女子Ｐ学生からもモテるようになっていたこともあり、翌週の卒業式では「よし、華麗なる『男女』遍歴に乾杯!!」と宣言。Ｐ学が閉校することなく続いていたとしたら、複雑な関係はずっと続いてたかもしれない。Ｐ学閉校と言う突然の事態により、一気にオグマ君との仲が深まった結末になってしまったのも皮肉な話である。
メスロン君は1993年度に『中学生もっと頑張らん会（中頑会）』の会長に就任し、紙面でなかなか目立たない中学生に活を入れる場面も見られた。同時にひろばでは悩める中学生パズラーの相談窓口を設けたりと、パズラーに対して親身になる事もあった。
1994年４月３日には、メスロン君独自の主催で『第１回埼玉同窓会』を主催。この手腕が関東同窓会２代目支部長の中村主水君（当時のPNはたか龍β・東京都）にも認められ、1995年３月30日には２人の合同主催で『第２回埼玉同窓会＆関東もんパズラーミーティング Vol.11』を開催。
その席上でメスロン君は３代目支部長に就任し、閉校後もＰ学生とのつながりを深めていこうと機関紙『TO HEART』と名簿『Belle Equipe』を発行。もちろん同窓会も春と夏の年２回に開催した事で、Ｐ学生OBからの高い評価を得たのである。
その後、インターネットパズラー学園（現・ドルードル学園）でも開校時から投稿を続け、PNを『F.Meslon』と改名。DDでは短歌などをネタにしていくようになり、ついには『うた歌委員会』の委員長就任までに至ったのである。
更に2001（平成13）年３月24日にはＰ学開校20周年同窓会を東京で開催。４代目支部長の旅がらす君（東京都）、駒木ハヤト君（兵庫県）との協力もあってしとう学園長を交えた同窓会が実現できた事に関しては、非常に喜ばしい限りであった。2002（平成14）年以降姿を見せなくなってしまったメスロン君であるが、再びDDでの回答を見てみたいと思うのは…私だけではないはずだ（笑）。
実はメスロン君は１人２役を紙面上で演じていた。1994年12月８日（686回）から『美里佳河（くん付け）』というPNで登場し、紙面上では詩人風のセリフを掲載していたのである。1995年３月２日（697回）にようせい社の社長くん（岐阜県）が引退した時には『人に会うのが旅ならは、旅路はいつも別れ路』と惜別のメッセージを送っていた。この件は『TO HEART』でカミングアウトするのであるが、知らない人は結構いるんじゃないのかな？
そしてメスロン君は卒業式に、以下の言葉を残している。
「入学４年４か月、皆勤登校が僕の誇りです。」
※…2021（令和３）年１月31日に追記更新。オグマ君のプロフィール掲載に伴い、セリフのやり取りを追加した。