Ｐ学生プロフィール　第73回　蝙蝠男君（神奈川県）

Tweet

Personal Data

　1988（昭和63）年４月21日（353回）に入学したコーモリ男君。当初はDDやHRで地道に活躍する程度であったが、12月15日（387回）に「おーし、そこのねーちゃん。ちょっとでいいからさわらしてやー。千円やっからよォ。」と女子Ｐ学生にクドいた事で、エロ路線を歩みだした。

　ところが翌年の1989（平成元）年１月19日（391回）に「オレはなぁ、本当は硬派なんだぞぉ。お願い〜信じてぇ。」と硬派路線に切り替え、３月30日（400回）には「よし、オレは今までの性格を180度変えてHDK（反男女交際委員会）に入るぜ。ヨロシクな！」と男女交際反対派に回る。
　実際「へん。また下賤なメス豚どもめがギャーギャー騒いでんのか？」とミーハーな女子Ｐ学生を排斥していた。ところが９月21日（425回）、「さて、今週はオレ硬派でいくぜー。ウフフフ……そこのキミ、かわいいねっ。」と軟派路線に切り替え、その後は再びエロ路線を歩むようになる。

　1990（平成２）年２月22日（446回）では「よし、かく乱超音波発生！これで女はオレのもの。」と、PN通り蝙蝠の特性である超音波を活かしてナンパに励む一幕もあった。
　そして５月24日（458回）には「僕、君のためにHDKやめてきたよ。」とHDKを脱退。あまりの気まぐれぶりに呆れたのか、ハンマー百ｔ君（東京都）やAHO共同体君（愛媛県）といった当時のHDK構成員がコーモリ男君を抹殺する動きは見られなかった。８月２日（468回）に行われた海水浴特集では「しまったバレたか、逃げるぞ博士！」と、のぞきがバレて博士と共に逃げるセリフが掲載される。

	その後もコーモリ男君はエロ路線を歩み続け、９月27日（476回）のDDでも以下のような回答をしている。 【ん？ノゾキ穴がふさがれてる。でも小さい穴は無事だったか。ウヒ。】
476回問題図
Ａ	すっかりコーモリ男君のエロ路線が定着していったが、11月１日（481回）に行われた第２回Ｐ学祭・第２週で念願のごほうび賞を獲得する！その回答は…。 【Ａのように夕日が山に沈むのは、Ｂのように地球が自転しながら太陽の周りを公転しているからです。】 　真面目な天文ネタだった事もあり、その後のひろばでは原ボウくん（東京都）から「コーモリ男の答えには思わずカンシン！」と高い評価を得られたのである。
Ｂ
481回問題図
	これでDDの回答も次第に載るようになり、1991（平成３）年３月７日（498回）のDDでは博士ネタを交えた川柳で回答。 【捕らわれて　沈む夕日や　鉄格子　手くせの悪さを　くやむ博士よ】
498回問題図

　３月21日（500回）に、PNを漢字のみとした『蝙蝠男』に改名（以下、蝙蝠男君）。翌週３月28日（501回）に行われたHR特集・新入生勧誘大演劇祭『桃太郎戦争・鬼ヶ島の鬼退治』では、「明智君。財宝は私がいただいた。ではさらばだ！フハハハ。」と怪人20面相役で登場した。
　実はこのセリフ。蝙蝠男君の前のセリフが私・稲川であり、「このうつけ者めが！すべての宝はワシのものじゃーッ」と当初は織田信長役として投稿していた。ところが編集部によって明智光秀に変えられてしまい、蝙蝠男君のセリフを考えると「編集部め、上手くつなげるために配役を変更しよったな。」と苦笑したのを覚えている。

　その後の蝙蝠男君はと言うと、HRで「あら坊や、私のヒザの上に座っていいのよ。」とホモ路線に転換。時折硬派＆ナンパ路線に切り替えては紅あやめくん（岡山県）に付きまとうも、ことごとく撃沈する有様であった。
　キャラクターを変幻自在に操るようになった事もあり、６月６日（511回）に初めて蝙蝠男君がDD出題した際、この日に復活したMr.Mr.君（愛知県）から「初めに聞く。こいつだれだ？」と前フリセリフで突っ込まれる。

	11月14日（534回）に行われた第３回Ｐ学祭・第２週に行われたロールシャッハ式DDでは、蝙蝠男君らしい回答を行う。 【うふふ……】　性格自己判断（危険児） 　さらにこの回は源三君（神奈川県）が『ゾンボダノバイオバ（以下、ゾンボ）』と名付けた回答があまりにも有名であるが、源三君との関係は後程…。
534回問題図
	翌週11月21日（535回）のDDでは、博士ネタを交えた川柳で再び掲載する。 【鉄格子　さらに向こうは　高いヘイ　沈む夕日に　涙かすれて　博士著『ヘイの中のワッチ』より】
535回問題図

　1992（平成４）年に入ってからは、寛明くん（長野県）やももかぐやくん（岡山県）に付きまとうも、やはりフラれ続ける。こうした彼の振る舞いにフンバルト＝ホッヘ君（後の魔風・神奈川県）が『神奈川県民の名折れ』と源三君と共にHRで批判する一幕も見られた。

１月23（543回）から２週間はゾンボのイラスト公募が公開され、蝙蝠男君のイラストも掲載される（右のイラストを参照）。 　投票によって知くん（茨城県）のイラストに決まった為、残念ながら蝙蝠男君は落選となった。しかし数多くある候補の中では愛嬌ありそうだから、選ばれてもおかしくなかったんじゃないかな？

	８月27日（574回）に２度目のDDパズルを出題。 　この回のごほうび賞はＰ学生全員によって投票が行われ、その結果飛鳥時代くん（愛媛県）の回答が選ばれた（それも２答だったからスゴイ！）。 【反省だけならモヤシでもできる】 【フック船長は錠前明けのプロだった】
574回問題図

　10月29日（582回）に行われた第４回Ｐ学祭・第２週に行われた『Ｐ学だからできること』では、「あたしは、日ごろおとなしいから……あ、信じてないなッ！」とコメントしている。
　実際その後の蝙蝠男君の振る舞いはというと…「モテないのならいっそ、硬派になってしまったらどうだ？」と硬派ぶったり、12月３日（587回）に行われたうい＆稲結婚式では「どきなさいよッ。ブーケはアタシがもらうのよ!!」とホモ路線に切り替えたりと相変わらず変幻自在に振舞っていた。まあ、こうした振る舞いだと信じないＰ学生はいただろうね（笑）。

　12月31日に行われた那垂山スキー場のHR大忘年会では、「オレなんか早速大学すべってきたぞー!!（実話）」と自虐ネタを披露。1993（平成５）年２月25日（598回）のひろばでは「徹夜でぶっ続けてゲームがしたい。早く受験が終わんないかな。」と受験生なりの苦悩を明かす事もあった。

そして４月１日（603回）に蝙蝠男君は引退。1992年夏頃から投稿する気力が失われつつあったし、浪人生活を余儀なくされた事もあり引退を決断した。そして同時に、源三君との１人２役を行っていた事もカミングアウトする。 　おりしもこの時期は、私の引退をきっかけに電撃魔神君（栃木県）や試験管少女くん（北海道）といった常連Ｐ学生たちが相次いで引退した事もあり、多くのＰ学生が驚きを隠せなかったであろう。 　1995（平成７）年３月30日に行われた卒業式で復活し、「晴れの舞台だ。笑って出ていこうぜ。」とＰ学生たちを励ましていた。 　同時に、この日東京で行われた『第２回埼玉同窓会with関東もんパズラーミーティングVol.11』にも出席。自己PRの場では蝙蝠男君が「僕のことを知ってる人は…」の声にあまり反応がなく、「おじさん淋しいなぁ〜。」と苦笑交じりにコメントした事で笑いのツボを押しまくっていた。 　 実はこの引退劇には、エピソードがある。1992年４月18日（504回）にF15イーグル君（長野県）が、４月１日付で引退宣言＆兄妹で２人１役をやっていたことを発表したエイプリルフールネタを披露。これが蝙蝠男君にとって印象に残り、1993年４月１日が木曜日だった事で引退発表を行った事を『第２回埼玉同窓会with関東もんパズラーミーティングVol.11』にて語っていた。 　蝙蝠男君とは同窓会で会った事があるのだが、実際の蝙蝠男君はさわやかな好青年という印象があった。その上イラストも上手かった事を考えると、変幻自在にキャラクターを演じられたのもうなずけたね〜（笑）。

新着順INDEX　　地域別INDEX　　PROFILE ROOM