|
Ｐ学生プロフィール 第153回 飾り職人の秀くん（東京都） |
| PN・（敬称） | 必殺！何でも屋の秀(1985.4)→三味線屋の秀(1985.4)→飾り職人の秀（1985.4〜1986.9）→かんざしの秀（1986.10〜）（くん） |
| 在籍都道府県 | 東京都 |
| Ｐ学入学年月日 | 1985（昭和60）年４月４日（200回） |
| タイトル獲得数 | DD出題回数 １回（273回）
イラスト掲載回数 ３回 |
往年の時代劇『必殺シリーズ』で、三田村邦彦が演じた『飾り職人の秀（ひで）』をPNに用いた飾り職人の秀くん（以下、秀くん）。1985（昭和60）年４月４日（200回）に入学した当時は『必殺！何でも屋の秀』であったが、４月18日（202回）には『三味線屋の秀』と頭文字を改名。翌週の４月25日（203回）から『飾り職人の秀』で通すようになった。
同じ日に入学したゴム紐屋の竜くん（以下、竜くん・東京都）は双子の妹である。秀くんが入学した当時はお銀くん（愛知県）が紙面で幅を利かせていた事もあり、「ヤイお銀ッ、てめえナマすぎるぜ。いい気になりやがってよォ。」と、入学早々竜くんと共にお銀くんを煽り始めた。お銀くんの肩を持つ小菜女（さなめ）くん（愛知県）や鉄女28号くん（東京都）にも容赦しなかった為、これが女子Ｐ学生同士による『お銀戦争』へとエスカレートしていった。
その時のやり取りは以下の通り（以下、青文字は秀くん・赤文字は竜くん・黒背景＆銀文字はお銀くん・茶文字は鉄女28号くん）。
| 1985 ５・９（205回） | 「コラー！あたしをバカにしたやつは前に出なッ。」 「ああ無情！」 「お銀は今、病気中なんだから、あまり刺激しないでーッ。」（小菜女くん） 「こら小菜女ッ。命が惜しけりゃ、お銀の弁護士なんてもうやめなッ。」 |
| ６・６（209回） | 「おーし、やったろうじゃないかー!!」 「ダサアイチのトロロイモのくせにッ。」 「みなのしゅー、お銀にたてつくんじゃねェー!!」（キャンディ・キャンディくん・愛知県） 「あんたたちィ、お銀に味方してどういうつもりなんだいッ。」 |
| ７・４（213回） | 「よくもお銀にたてついてくれたなッ。ヤキ入れてやるぜ!!」（ヤネウラ３ちゃん・愛知県） 「ヤネウラだかヤミウラだか知らねえけど、出しゃばるでねえ！バシバシ、グサッ!!」 「秀ッ、お銀にケンカ売るとこうだよー。ドス、バキ、ボキッ!!」 |
| 掲載当時、お銀くんは小６・鉄女28号くんは中１であった。 それゆえに秀くんは後の紙面で、「だいたい鉄女よ、年下にペコペコしてる自分を情けないと思わねェのかい！もっと自分を大切にしなッ。」と発言している。 |
お銀戦争は、後にロンメル将軍君（以下、ロンメル君・岡山県）も介入するまでにエスカレートし、秀くんもロンメル君と共闘する形をとる。その一方で、ロンメル君にラブコールを送りながら平和主義を唱えるルバータくん（埼玉県）に対しては「でしゃばり女めッ。」と敵対視していた。
お銀くんがあっけなく引退し、９月５日（222回）にロンメル君が終結宣言をした事で落ち着くかと思われた。しかし、東京ハレツ君（以下、ハレツ君・大阪府）が「東京のモヤシは黙っとれーッ、あっしは『戦争』の発起人なんだぜ。」と東京都パズラーを煽った事で、秀くんはハレツ君にその矛先を向けた。
この頃になると、彼女の弟のひかる順之助君（以下、順之助君）と従兄弟の京本樹さま君（以下、樹さま君・共に東京都）も秀くんと共闘したのである（以下、白背景＆緑文字は順之助君・紫文字は樹さま君・黒背景＆黄文字はハレツ君）。
| 1985 10・24（229回） | 「ちくしょう、ハレツめ!!何が東京のモヤシだ。ほれ京本、順ッ、仕事だよ!!」 「大阪モンのハレツには、『たわけ音頭』がピッタシだ!!」 「アホ順にブス秀はだまっとれーッ。」 「おれはよォ、ハレツを見るとイライラするんだ。さっさと引っ込めーッ！」 |
| 11・21（233回） | 「ボクが風紀委員長として…。」 「黙ってろコワッパめッ、口出しすんじゃねぇ!!」 「ハレツのおたんこなすめ、東京がモヤシなら、大阪は糸コンニャクか？」 「オレは大阪弁聞くとカンの虫がわきたってくるんだよぉ。」 「ブス秀、ガキ順、ゲソ樹さま、とっとと消えなーッ!!」 |
しかし大阪府パズラー同士による内乱が活発化した事で、ハレツ君との戦いは長続きしなかった。一方で中村主水君（後のたか龍β・以下、主水君・東京都）がこの年度から入学した事もあり、秀くんは「中村主水さん、オレと組もう！」と勧誘。同じ必殺シリーズの登場人物をPNに持つもの同志だったがゆえに意気投合し、1986（昭和61）年１月23日（241回）に『必殺同盟』を結成した。
結成当初は「打倒、東京仕事人!!『必殺』は大阪と京都のもんじゃーッ。」と、山科小次郎くん（大阪府）を始めとする近畿パズラーから攻撃される事もあった。おりしも当時は『必殺仕事人Ｖ 激闘編』が放送されていた時期であり、ドラマ終盤では上方（昔の近畿地方の呼び名）の外道仕事人一味との抗争も描かれていたのだ。
その一方で秀くんは新入生やミーハーなＰ学生をいびる一幕もあったが、お銀派の残党である鉄女28号くんもそうしていた事で「鉄女に新入りの文句言う資格はねぇ!!」と、再び鉄女28号くんとの抗争にエスカレートしていった。また、主水君との仲も深まっていったのもこの時期からだった（以下、緑文字は主水君）。
| 1986 ３・27（250回） | 「ピンポーン、鉄女様鉄女様、秀さんが屋上で待ってます。遺書を持参の上おいでください。」 「フン秀め!!てめーなんかに指図されるおぼえはねーよッ!!」 |
| ４・10（252回） | 「ふん、新人は出しゃばるんじゃないよッ、あっちの隅にでも行ってな!!」 「うせろ鉄公！さっさとさびちまいなッ!!」 |
| ４・24（254回） | 「ヘッ、新人なんざどうせ長続きしやしないさ。おうちへ帰って自習でもしてなッ。」 「主水さんのためなら、オレ、新人いびりやめるよ。鉄女も新人いびるのやめろよ！」 |
| 実は４月３日（251回）に主水君から「秀！今からでもいい、新人いじめはやめようぜ!!」と説得されたのである。ただ秀くんの妹・竜くんは新人いびりを続けていた。 | |
| ５・29（259回） | 「それにしても男のミーハーが増えたなぁ。女だけでもクサクサしてたのによォ。」 「ケッ。もうおめえの出てくる幕はないよッ。はいさようなら！」 「デートしようぜ秀ッ。場所は日本橋あたりでよォ。」 |
| ６・５（260回） | 「僕のファン同士でケンカしないでよね。僕すっごく悲しいからぁ。」 「調子にのるんじゃねぇ。ガキ順がッ!!」 「ケッ、鉄女の時代はもうとっくに終わっちまったんだよ！下っ端は引っ込んでなッ!!」 |
| この回を最後に、鉄女28号くんは姿を消してしまった。 | |
| ８・28（272回） | 「秀ッ、おれはもうじっとしちゃいられねえ、仕事だー!!」 「主水さん、ちょっとこいつらの脳ミソを台所のミソと入れ替えるのを手伝ってくれるかい！」 |
| 秀くんは主水君を『さん』づけ、または『兄貴』と呼んでいた。ちなみに、実際のドラマでは『八丁堀』と呼んでいる。 | |
| ９・４（273回） | 「これは秀の問題図じゃねぇか。みんなマジメにやるんだぜ。」 【首をはねられて喜んでる秀だ】（拳王君・東京都） 「ケッ、おめえは博士の耳クソでもせんじて飲んで死んじまいなッ。」 「おれの仲間の問題図に文句つけたやつはこうしてやるッ。ドス、ブシュ、グサ!!」 秀くんがDD出題した時の冒頭にて。 |
 |
７月24日（267回）には生徒会役員・戦争準備委員に就任。また1986年度初めからオプ君（山梨県）が竜くんを攻撃していた事もあり、必殺同盟ぐるみでオプ君を攻撃していった。だが秀くんが10月９日（278回）の投稿を最後に休学してしまい、主水君も10月23日（280回）に休学宣言してしまう。HRで樹さま君が「主水が長欠と思ったら、今度は秀が倒れてしまった。あの２人はどーなるのだろうか。」とコメントしていた事で、秀くんは体調不良による休学に入ったものと思われる。
秀くんが復活したのは1987（昭和62）年４月23日（304回）であった。６月18日（312回）に改めて復活宣言をしたが、この時は主水君は復活しておらず、竜くんや順之助君・樹さま君は引退していた。また、HRでは男女交際を推奨するKKK君（北海道）に対し、博士が頑なに反対する場面に様変わりしていた為、本格的な復帰までには至らなかった。
そして1988（昭和63）年１月28日（341回）、「HEY! 久しぶりだのう。あてぇは今日でおさらばさ。」と正式に引退宣言をする。これに対し拳王君は「あれだけ栄華を誇った『必殺組』も、今では忘却の彼方よ！フハハハ!!」と嘲笑していた。そして「ケッ！クズは出てくるんじゃねぇ。博士の顔でも見て、めでたく成仏しちまいなッ。」が最後のセリフとなったのである。
身内ぐるみで投稿して盛り上げていったが、時代の流れと共に姿を消して必殺同盟もこれまでかと思われた。しかし主水君がこの年の６月30日（363回）に復活し、８月18日（370回）に必殺同盟を再結成。オプ君や影慶君（埼玉県）などに対抗していったのである。