P学生プロフィール 第8回 聖羅くん(青森県)

Tweet


Personal Data

PN・(敬称) 聖羅(くん)
在籍都道府県 青森県
P学入学年月日 1988(昭和63)年8月25日(371回)
タイトル獲得数 DD出題回数 2回(414回、471回)

パズル掲載回数 1回(439回)

イラスト掲載回数 13回

 寒いね〜。でも今回紹介するパズラーの県はもっと寒〜い所だけど。…と言うわけで今回はリンゴの産地、吉幾三と田中義剛の出身地である青森県のパズラー・聖羅くんを紹介しよう。

 1988(昭和63)年8月25日(371回)に入学した聖羅くんは当初HRで顔を出す程度であったが、12月8日(386回)の紙面で軟派路線を歩むことを宣言。最初は周辺の男子P学生にところ構わずアプローチしていったのだが、彼女の周辺で「アタシの方が美人よ!」という女子P学生も多かった為、次第にナルシスト路線に走っていくようになった。

 1989(平成元)年3月30日(400回)、この回で1人の男子P学生との運命的な出会いが訪れる。その男子P学生は持ち前のナンパセンスで周辺の女子P学生をクドきまくる佑幻覚君(以下、佑幻君・兵庫県)。以後聖羅くんは彼に対して猛烈に求愛するようになり、当時佑幻君と付き合っていた梁井有菜くん(以下、有菜くん・徳島県)との熾烈な争奪戦までに発展する。
 しかし数ヵ月後有菜くんが事情によりP学を引退したのをきっかけに、聖羅くんは佑幻君を独り占めにする。その情熱は彼に求愛する他の女子P学生を寄せつけない程であった。

 ところが佑幻君が休学した為ここで下火になると思われたが、9月14日(424回)にはRマミ君(後のまみ君・三重県)に乗り換えてしまう。この時も争奪戦は凄まじく、特に野村はずきくん(東京都)とは熾烈な争いに発展した。だが11月30日(435回)に自分から手を引き、男漁りをするようになる。
 1990(平成2)年2月15日(445回)に佑幻君が復帰してきたのをきっかけに、聖羅くんは再び彼に接近。この時佑幻君はまみ君と激しい争いを繰り広げており、更に金・恋くん(栃木県)がこの争いにからんだ為周辺関係は複雑なものであった。この様な中聖羅くんは周辺に振り回されることなく佑幻君の思いを一途に貫き通していた。

 HRでは恋多き女子P学生のイメージが強かった聖羅くんであったが、そんな彼女にはもう1つの顔があった。そう、同窓会の初代東北支部長であり、P学生徒手帳の生みの親でもあった。
 聖羅くんが同窓会の東北支部長に立候補したのは、1989年3月30日(400回)であった。この時は柴田真衣夢くん(以下、真衣夢くん・福島県)も立候補していた為投票となったが、同数票で決着がつかなかった。結局話し合った上、聖羅くんが支部長・真衣夢くんが副支部長ということで運営することになった。

 東北支部長としての聖羅くんの初仕事は『P学園生徒手帳』の制作であった。最初は制作に協力してくれる人がなかなか集まらず苦労したが、積極的な呼びかけが効を奏し、16人のP学生が制作に協力してくれた。
 そして9月7日(423回)に生徒手帳は完成。内容はP学の規定・校歌・歴史小年表の他に、当時HRで活躍していた軍団・集団の略称名リストも載せていた。この今までにかつてない生徒手帳に、購入者が殺到。実に43人の購入希望者が出る程のベストセラー本となったのである。

 以後『同窓会東北支部通信』を発行する傍ら、生徒手帳を発行していた聖羅くんであったが、1990年7月以降から休学と復活を繰り返すようになった。支部長の座も1991(平成3)年に千夏くん(福島県)に譲り、『P学園生徒手帳・92年度版』を制作したのを最後にP学からも姿を消してしまった。

 だが生徒手帳は1993(平成5)年に花散里くん(福岡県)が、1994(平成6)年に樹里くん(東京都)がそれぞれ発行。『P学生の証』の制作は途絶えることなく、しっかりと引き継がれていたのである。
 ちなみに私も1991年度版の生徒手帳の制作に参加したが、完成した手帳が届いた時、学校の手帳と同じくらいのA7版・中身の濃い内容には非常にビックリした。「よくぞここまでやってくれた!」と褒めたくなった。数少ない東北パズラーの中で聖羅くんは、P学をより身近なものにしてくれた物を作った功労者と言っても過言ではない。


新着順INDEX  地域別INDEX  PROFILE ROOM