Mr.Mr..君（愛知県）

PN・（敬称）	Mr.Mr.（君）
在籍都道府県	愛知県
Ｐ学入学年月日	1988（昭和63）年７月28日（367回）
タイトル獲得数	DD出題回数　４回（395回、517回、572回、639回）ごほうび賞獲得回数　１回（530回）パズル出題回数　１回（524回）イラスト掲載回数　５回標語掲載回数　４回（375回、437回、1989年大忘年会、532回） 1989年度Ｐ学功労賞受賞

　これを見ている元Ｐ学生の諸君。DDパズルを出題した際、今回紹介するＰ学生からの前フリ攻撃を受けた事はあっただろうか？そう、彼が入学して以来、DDの出題者に対して常にその人の特徴を前フリとして突っ込んだ『万年DD前フリ男』。そう、2000（平成12）年最初のＰ学生プロフィールはMr.Mr.君（以下、Mr²君）のプロフィールを紹介しよう。

　1988（昭和63）年７月28日（367回）に入学した当時は、PNを『mr.mr.』と全て小文字にしていたが、８月18日（370回）から『Mr.Mr.』で掲載されるようになった。この時はHRで静岡県を盛んに攻撃し、まっかな青りんごくん（静岡県）を始めとする静岡県パズラーと敵対しあっていた。

　そして10月13日（378回）。この回のDD出題者である間下きひろくん（奈良県）に対し、初めての前フリセリフ「出たな！Ｐ学のAVG（アダルトビデオギャル）!!」が掲載される。これ以降、Mr²君はDDで前フリセリフが毎回載るようになり、『万年DD前フリ男』の名前は不動のものとなった。

　1989（平成元）年１月12日（390回）、当時HRで繰り広げられていたHDK・DK戦争にDK派として参戦。２月９日（393回）にはカタリン君（後のかたりん・東京都）から愛知県ごと攻撃される羽目になる。

　さらに３月23日（399回）には第１回Ｐ学祭実行委員に立候補。当時委員長であった太平洋君（福島県）と二人三脚で進むはずであったが、途中で太平洋君が引退してしまった為、Mr²君がそのまま委員長の座につくことになった。編集部との打ち合わせで企画が考案され、11月２日（431回）に第１回Ｐ学祭が開催。大成功で幕を閉じた。
　Mr²君はその後Ｐ学祭のアンケート集計を行ったがこの時期が期末試験と重なり、１日の平均睡眠時間が３時間になる程のハードスケジュールをこなさなければならなくなった。この苦労が実を結び、1989年度のＰ学功労賞を受賞したのである。

　1990（平成２）年３月29日（450回）、大学受験に伴い無期休学宣言。無事に大学に合格、翌年の1991（平成３）年６月６日（511回）に復帰する。しかしこの年、Ｐ学生の交通事故による休学が相次いで起こる。彼もまたその１人であり、バイクによる事故で10月31日（532回）休学せざるを得なくなった。
　その後のケガの回復も順調であった為、12月26日（540回）に再び復帰する。1992（平成４）年に入ってもDDでは盛んに前フリセリフで突っ込みまくり、HRではようせい社の社長くん（以下、よう社くん・岐阜県）や中村主水君（後のたか龍β・以下、主水君・東京都）を攻撃していた。特に主水君とは、「黙んなッ、春日井原人！」と反撃される程までに敵対しあっていた。

　1993（平成５）年、Mr²君に思わぬ転機が訪れる。８代目生徒会長に就任したよう社くんから副会長に指名され、同じく指名された青柳ういろう君（広島県）と共にYMUベテラン常連政権の誕生となった。しかしよう社くんがレズ路線に走った為、早くも生徒会首脳陣同士の内ゲバ争いが起こる。この争いは後醍醐天皇（大阪府）率いるＰ学軍も介入するまでにエスカレートした。
　11月11日（634回）。よう社くんは名門の御曹司君（東京都）と手を組み、悪行三昧の日々を送り出した。この時Mr²君の不満は頂点に達し、11月25日（636回）についに副会長を辞職。Ｐ学軍に付け狙われる羽目になる。またこの時期、Ｐ学農業改革を起こしていたF15イーグル君（東京都）の改革活動も頻繁に妨害していた。

　1994（平成６）年２月24日（646回）、諸事情により休学。３月10月（648回）になぞのＭくん（愛知県）がDD出題した際だけ一時復帰したが、４月28日（655回）に完全復帰を果たす。
　その後は相変わらずDDで前フリセリフを連発していたが、12月22日（688回）のDD出題者・神獣ちょぼら君（東京都）に対して「今日はバーベキュー大会か？」と言ったのが最後の前フリセリフとなった。

　そして1995（平成７）年１月19日（691回）、Mr²君は自らのPN封印宣言と共に引退。『万年DD前フリ男』の最期は非常に静かな形で幕を下ろしたのであった。
　その後彼はPNを『hiroK』と改名し、MAT松楠君の『インターネットＰ学』に時々顔を出す一方、日常生活や時事問題を独自の辛辣な文章で批判するホームページ『素晴らしきこの世界』を開設。誰に対してもDDでは容赦なく前フリ攻撃を続けたMr²君の姿は、彼のホームページでもそれは変わることなく表れている(なお、2011（平成23）年11月をもって更新を終了し、現在は日記『それでも明日はやってくる。』のみの更新となっている)。

　よう社くんの引退記念本『よう社カーニバル』ではＰ学に関して次のように述べている。

「…１個の投稿だけでそんなに重く考える必要なんかないじゃん。たかが投稿、たかがＰ学だよ。『投稿に義務感は必要ない』というのが私のポリシーです。気楽に、なんて戯言が通用しないのは確かにそうだけど、それでも楽しい事は楽しくやらなくっちゃ。
　全てを犠牲にして打ちこむ必要なんてないんです。嫌になったらすっぽかして遊びにいっちゃえばいいんです。Ｐ学なんて面白い物の中のたったひとつにしかすぎません。もっと面白いものだっていっぱいあるんだから、深く考える事なんかないんです。」

　この言葉は、私たちに対して語りかけられているような強いインパクトを持っている。Ｐ学だけに限らず仕事・勉強・遊びなど『何事にも程々に』が人生の中で大事なことだと私は思う。Mr²君は今後もその姿勢を崩すことはないだろう。

Personal Data