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Ｐ学生プロフィール 第25回 伊沢浩樹くん（山梨県） |
| PN・（敬称） | 伊沢浩樹（くん） |
| 在籍都道府県 | 山梨県 |
| Ｐ学入学年月日 | 1986（昭和61）年２月20日（245回） |
| タイトル獲得数 | DD出題回数 ４回（270回、308回、343回、371回）
ごほうび賞獲得回数 ５回（273回、301回、310回、374回、381回） パズル出題回数 １回（370回） イラスト掲載回数 13回 1988年度DD最多回答賞受賞 |
皆さんすみません！長い間このコーナー放ったらかしにしちゃってm（_ _）m。と言う訳で忙しい合間の中の更新となったけど、久々のＰ学生プロフィールをとくとご覧あれ！
さて、皆さんはウルトラクイズをご存知であろうか？そう、「みんなっ、ニューヨークへ行きたいか〜！」を合言葉に、数々のクイズをクリアしながらアメリカ大陸を横断してニューヨークを目指す伝説のクイズ番組である。私もこの番組が好きで、第11回優勝者の稲川良夫さんをPNに使う程のファンであった。そして、今回紹介する伊沢浩樹くん（以下、浩樹くん）もこの番組に参加した挑戦者の名前からつけたPNの主である。
ちなみに、ウルトラクイズでの伊沢浩樹さんは第９回に出場。早押し機の前ではもちろん、グアムでの泥んこクイズetc体を張ったクイズでもスーツ姿で挑んでいたのである。残念ながら彼は決勝進出目前で敗れてしまうが、持ち前のファイトでクイズに挑む姿が忘れられなかった。
さて、Ｐ学での浩樹くんであるが、1986（昭和61）年２月20日（245回）に入学。当時はHR内で戦争がかなり盛り上がっていたこともあり、「みんなが戦争戦争って騒いでいるの見てて、思わず出したくなってしまったのです。」と、語っていた。
本格的に投稿を開始したのが４月17日（253回）からであるが、ちょうどこの時期に同じ山梨県パズラーとして活躍していたオプ君（山梨県）が紙面上で活躍していた。
この時期のオプ君はエカテリーナ君（東京都）から付きまとわれていたが、浩樹くんは５月29日（259回）からオプ君にラブコールを送り始めた。これがたちまち功を奏し、浩樹くんとオプ君の仲は急速に深まる。
更に浩樹くんはオプ君に「オプ君、私『お嬢様』だけど嫌いかしら？」と告白。これにより浩樹くんの『お嬢様パズラー』のイメージが定着化するだけでなく、７月17日（266回）にはオプ君＆浩樹くんのカップル宣言を行う。時折かんざしの秀くん（東京都）らを中心とする必殺同盟からの嫌がらせもあったが、それにもめげず２人との愛をますます強めていくのである。
ちなみにお嬢様パズラーであるが、その後きょんこくん（神奈川県）も『お嬢様宣言』を行い、浩樹くんと仲良くなっていった。
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1987（昭和62）年に入ってもオプ君との関係は続く。４月２日（301回）にオプ君が出題したDDパズルで【皿回しの種あかし】の回答でごほうび賞を獲得する。更に若林祐樹くん（福岡県）が企画したＰ学生人気投票では３位に入賞するなど、幸せの真っ只中にいた。 |
| 301回問題図 | 308回問題図 |
更に追い討ちをかけたのが硬派ロード君（以下、硬派君・千葉県）の登場であった。彼はＰ学入学と同時に男女交際反対を唱えていたが、オプ君のアメリカ留学を「留年の間違いだろ？」と痛烈に批判。度重なる硬派君からの批判に浩樹くんが怒る場面も見られた。
だが、不幸ばかりではなかった。６月25日（313回）にKKK君（北海道）が２代目生徒会長に就任した時、彼から副会長就任の推薦を受ける。これには浩樹くんも快く引き受け、NOくん（福岡県）と一緒に副会長の座に着いたのである。
８月27日（322回）にはシャーロック・ホームズくん（京都府）と一緒に、アメリカに留学しているオプ君に励ましの手紙を募集する。これには10名のＰ学生から手紙が集まり、アメリカへ届けられたのである。
９月10日（324回）、浩樹くんはこの回のHRで「学園生のPTAの皆様、子供たちは楽しんでやっているのです。くれぐれも怒ったりしないで下さい。」と呼びかける。12月24日の忘年会の紙面でも再度呼びかけを行ったが、1988（昭和63）年１月21日（340回）の紙面でうるとらぼうい君（以下、うるとら君・岩手県）が「同じＰ学生を遠巻きに眺めたような発言にしか聞こえないのです。」と、浩樹くんの呼びかけを批判する。
この意見を元に、浩樹くんを始めとするＰ学生からの意見を待っていたうるとら君であったが、いつまでたっても意見が載らなかったことがうるとら君の怒りを買ってしまい、休学してしまう。（実は意見が来ていたのだが、編集部が載せるのを忘れてしまったのだ…。）
しかし浩樹くんは、うるとら君からの批判にもめげずに投稿を続ける。そして３月31日（350回）にオプ君がアメリカからの帰国と同時に復活。オプ君の復帰に浩樹くんは完全に元気を取り戻し、紙面での２人のアツアツぶりは再び深まるのである。
この時のHRでは、影慶君（埼玉県）がオプ君を盛んに攻撃していた。その為影慶君がDD出題を行った６月９日（360回）で浩樹くんは「いつもオプ君に文句ばかりつけるこの人になんか、答えない！」と回答拒否をする。
８月４日（368回）に森崎達幸君（以下、森崎君・京都府）が３代目生徒会長に就任。彼の就任と同時に浩樹くんは２年連続で副会長の座に着く。実は浩樹くんは副会長続投宣言を選挙前から宣言していたが、名門のお坊ちゃま君（後の名門の御曹司・東京都）がもし会長になったら降りるつもりでいた。
更にこの年は生徒会長を推薦投票制にするか立候補制にするか、いろいろ論議が繰り広げられた。その中で浩樹くんも会長推薦を受けるが結果は先程述べた通り、森崎君が当選を果たしたことで浩樹くんはそのまま副会長を務めることになったのである。
また、この頃のＰ学では「スペースが広くなったが、中身がない！」と常連・新人Ｐ学生の間で意見対立が起こっていた。これを見た浩樹くんは自ら『８月革命』を起こすと宣言。DD回答の促進を呼びかけると同時に常連Ｐ学生を引っ張っていく。
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その革命をアピールする場となったのが、DDパズルの回答を誰よりも多く送ることであった。９月15日（374回）のDDでは35個の回答を送ったところ、そのうちの１つ【おばあさんになったサイコロの１】がごほうび賞に選ばれた。 以後浩樹くんは、週平均40答近いDD回答を送りつづけ、11月３日（381回）では【カツオブシのヤジロベエ】でごほうび賞を獲得。これを機に多くのＰ学生たちが彼女に負けじと多数回答に挑み、DDの活性化につながっていくのである。 |
| 374回問題図 | 381回問題図 |
1989（平成元）年１月12日（390回）にはDD最多回答の功績が認められ、最多回答賞を受賞。同時にひろばでは短大に合格したことを発表し、彼女の投稿活動にますます磨きがかかると誰もが予想した。しかし、３月９日（397回）の紙面で400回を機に引退すると宣言。そして、その言葉通り、３月30日（400回）に華々しく引退したのである。
その後の浩樹くんであるが、1991（平成３）年３月21日（500回）のひろばで以下のメッセージを掲載している。
「Ｐ学園には出さずにいられない魅力と出したらやめられない魔力があります。その魔力でＰ学園生を増やし、500回を迎えることが出来たのだと思います。Ｐ学園は楽しいだけでなく、心の支えにもなる素敵な学園です。
きっと、博士のいつも変わらない人柄が大好きなのです。ちょっぴりスケベだけどね。愛してるよ、博士。これからまた1000回を目指していつまでも続けて下さい。」
また、この回のDD特別講義でも浩樹くんは108個の回答を送り、当時のＰ学生たちを大いに驚かせた。その後も３月28日（501回）と４月18日（504回）にも回答を送り、発想の豊かさの健在ぶりをアピール。この多数回答は後に花散里くん（福岡県）や特急君（香川県）に引き継がれていき、DDパズルの活性化へとつながっていったのである。
一度は沈みかけたＰ学を立て直す為、自ら率先してDD多数回答を始めた浩樹くん。当時は「ホントに良く思いつくもんだな〜。」と思いながら紙面を見ていた私であったが、思いつく答えが多ければ多いほど発想の範囲が広くなることを実感した。そして誰よりも楽しくDDに挑むこと。このチャレンジ精神の旺盛さが浩樹くんには備わっていたのだと思う。もし、Ｐ学功労賞の投票が1988年から行われていたら間違いなく浩樹くんは受賞できていたことであろう。