P学生プロフィール 第108回 AHO共同体君(愛媛県)

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Personal Data

PN・(敬称) AHO共同体(君)
在籍都道府県 愛媛県(1989.2〜1993.3)→茨城県(1993.4,8)
P学入学年月日 1989(平成元)年2月9日(393回)
タイトル獲得数 DD出題回数 2回(436回、515回)

ごほうび賞獲得回数 3回(482回、501回、573回)

パズル出題回数 5回(451回、497回、537回、541回、562回)

イラスト掲載回数 9回

 AHO共同体君(以下、AHO君)は、1989(平成元)年2月9日(393回)に入学した。入学してから3ヵ月間はDD回答を中心に投稿していたが、5月4日(405回)に「DK(男女交際)派なんぞ、ダラシねぇ根性曲がり野郎じゃねーか!」と、反男女交際委員(以下、HDK)への加入を宣言する。おりしもこの時期は聖雪路くん(後の聖パンドラ・愛媛県)がHDK構成員だった事もあり、AHO君も彼女に続く形での加入となった。

 それ以降のAHO君は、カタリン君(後のかたりん)やハンマー百t君(以下、百t君・ともに東京都)と一緒にキグナス君(滋賀県)をはじめとするDK派に属するP学生を攻撃していく(以下、青文字はAHO君・緑文字は百t君・赤文字はキグナス君)。

1989 6・1(409回) 「さあ、今日はオレの就任パーティーだ。盛大にやってくれ!」
「ゲ〜ッ、こいつが会長かよぉ。」
「だれがキサマを会長にしたッ!!」
DK派の中心人物であるキグナス君が4代目生徒会長に就任した回のHR。
    7・6(414回) 「DK派は今日より、KDK(硬派DK)とNDK(軟派DK)に分割します!」(河川零くん・大阪府)
「硬派DKか、確かにオレたちはそう言えるな。」

「なら硬派DKってのは、どういうのを言うんだ?」
この回からDK派は、清く正しい交際をモットーとした『硬派DK』とナンパに明け暮れる『軟派DK』に分裂。
もちろんAHO君は「ケッ。DK派の内乱なんかに興味ねーよ。両方つぶれちまいなッ。」と共倒れを目論んでいた。
    8・24(421回) 「フッ、オレは愛人だの女性だのを引き起こすほど腐ってはいない!!」
「お前、暑さのせいで、とうとうパーになりおったか?」
7月13日(415回)に金・恋くん(栃木県)がキグナス君とのスキャンダルを暴露したが、キグナス君は潔白を表明。
HDK派はこぞってキグナス君の倒閣運動に走り、AHO君もまたその一人であった。
    10・12(428回) 「ふっ、HDKこそがP学で一番偉いのだ!」
「おあいにくさま。私はDK派軍司最高委員なんですからねッ。」(絵梨衣くん・広島県)
「へん、DK派のマヌケども!そんなことでは一向に進歩すまい。そろそろ降参したら?」

「やつら、集団組まないと何も出来ないんだよね。」
    12・7(436回) 「私の初めての出題図だ。みんな面白い答えを!」
「何だこいつ?誰だこいつ?アホだこいつ!!」
「はい、キミボツね!」
「彼は自分が一番愚かだということに気づいていない。」(Mr.Mr君・愛知県)
1990 4・26(454回) 「佑幻とまみは、3ヵ月の乳児から百歳のバアさんまでナンパしたとか。」
「カナヅチ百tは、東京湾でおぼれて死ね!」
「DK派の墓って、どこ?今までの健闘をたたえて祈ってやりたいんだが。」
DK派を盛んに攻撃する一方で、律儀な面も垣間見えたAHO君であった。

 こうした中で1990(平成2)年6月14日(461回)、中村主水君(後のたか龍β・東京都)が当時のHRの内容に対して「集団は一切解散してまた一から個人VS個人の戦争を始めれば、HRいやP学の活性化にもつながるはずだぜ!!」と過激発言を行った。これに対してAHO君は7月5日(464回)のひろばで、「僕はHDKやめませんよ。HDKの中でも、個性あるキャラクターとしてがんばるつもりです。」と発言している。

 しかしHDKに所属していたP学生がDK側に寝返ったり、DK側もKDK・NDKによる内部分裂で次第に衰退化。ついにはAHO君&百t君VSキグナス君の争いが注目されるだけになってしまう。こうした中でAHO君はシャカくん(奈良県)から攻撃を受けつつも、HDK構成員としての立場を貫いた(以下、ピンク文字はシャカくん)。

1990 7・19(466回) 「ケッ。アホウ鳥は、博物館でハク製になってるぜ。」
「百tは、頭突きで『丑の刻参り』をします。なぜならカナヅチだから。」
「皆さん、ここにいるアヒルこそ、一番のタラシなのです。」
「AHOは、アホらしいセリフしか言えません。」
    8・23(471回) 「今日の『トンマ百豚』では、AHOの腸、博士のモモ肉、迷公親子の合いびきがお得ですよ〜。」
「アホウ鳥には、毒入りの多摩川ナシを食わせてやるぜ。」

「アホウ鳥の『焼き鳥』はどう?」
「AHOはアホなので『食えない』のです。」
    10・18(479回) 「くおら副会長共ッ。のうのうと傍観してんじゃねぇ!」
「うっせーアホウ鳥。てめーの最期を見届けにきたぜ。」(オズの真帆くん・滋賀県)
「オレはDK派を憎むHDKだ!よ〜く覚えてとけッ。」
「やいAHO鳥!くやしかったら鳴いてみろ。」
    11・15(483回) 「DK(Don't Know)のやつらには、何を言ってもムダさ。」
「HDKのカナヅチよ!今日こそは貴様を地獄の底へ追い落としてやる!!」
「チッ。また男の品位を下げるやつが出たぜ。」
 その一方で、この年度から勃発した『神仏戦争』に関しては「ニセ神仏共め。来週必ず海底へ沈めちゃる!!」と、どちら側に対しても敵意を表していたようであった。そして11月8日(482回)のDDで【最近は、山の方がロープウエーで降りてきてくれるのです】の回答で、初のごほうび賞を獲得した。
 1991(平成3)年に入るとDK・HDK戦争は完全に下火になってしまい、「HDKはどこへ行っちゃったの?」と言われる有様になった。これに対しAHO君は「今こそDK派をつぶす時だッ。ウォ〜!!」と意気込むのだが、かつての勢いを取り戻すまでには至らなかった。
482回問題図

 3月7日(498回)のひろばに掲載された特集『こんな私にP学がした』にて、AHO君は「ハッキリ言って根性がついた!!パズル中毒にもした。そんで、クラス1の三枚目男にしてくれた。」と語っている。実際AHO君は通算DD出題2回・ごほうび賞獲得3回・パズル出題5回と、パズル関係のタイトルを一通り獲得している。それだけに、パズル中毒になったのもうなずけるであろう。

 特にパズルに関しては『暗号パズル』を多く出題している。今回は、1991年12月5日(537回)に出題した『暗号パズル』に挑んでみよう。(赤文字は博士)

「間もなく2学期も終わりだが、今学期を反省…して出題するぞ。博士は反省すっこと、いっぱいあんだろッ。」
「ワッチはサルじゃねえッ。感謝しろ、感謝!」
「何かのカンジャだったんじゃねぇの。ま、ズラリと数字を並べといたから、これを読んでみてよ。じつは有名な俳句なんだけど、ハゲには縁がないか?P学の現状をついた、反省の意味もあるんだなぁ。」
「P学はAHOでもパズルでアホらしい……と。」

(答えは最後にて)

 投稿自体は1993(平成5)年4月22日(606回)を最後に休学するが、8月19日(622回)に復活する。実は大学進学の為茨城県に引っ越すも、思うように時間が取れず投稿できずにいた。大学生パズラーとして活躍が期待されるも完全復活までとはいかなかった。そして1994(平成6)年8月7日に大阪で行われた全国同窓会に出席し、多くのP学生と親睦を深めていた。

 その後2002(平成14)年6月から『ドルードル学園』にて投稿開始。この時は福岡県に在住していたが、実は2004(平成16)年8月から広島市へ引っ越していたのである!当時HRでこの件を知った時は驚きと共に、私と同じ広島市民になる事に喜びを隠せなかったのだ。実際会った時は、P学での思い出話に花が咲いたのは言うまでもない。

 そして翌年2005(平成17)年に福岡県へ再び引っ越し、ブランクを空けつつも2008(平成20)年度まで投稿を続けていた。紙面上では終始硬派パズラーとして活躍していたAHO君であったが、パズル掲載の才能も発揮していた。愛媛県は松友傅江さんや天空神君、渡空燕丸くんと有名パズラーを輩出しているが、AHO君もまた紙面時代のP学史に残る愛媛県パズラーと言えよう。

 え?「108の煩悩を振り払ってやる!」イメージが強いだけに、108回目のプロフィールにAHO君を選んだのかって?偶然だよ(笑)。


【暗号パズルの答え】…『いろは』順を数字にしたものであり、この法則に基づいて当てはめていくと『あきふかき となりはなにを するひとぞ』と松尾芭蕉の俳句となる。


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