P学生プロフィール 第139回 理事長(匿県)

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Personal Data

PN・(敬称) 理事長(敬称なし)
在籍都道府県 匿県
P学入学年月日 1989(平成元)年6月22日(412回)
タイトル獲得数

DDパズル出題回数 2回(424回、471回)

「全P学生に告ぐ!学園は向こう1ヵ月間、閉鎖としますよッ。P学生は今すぐ親元へ帰りなさい!!」

 …と、名門の貴公子君(後の名門の御曹司・以下、名公君・東京都)の父親として博士やP学生を恫喝する形で、1989(平成元)年6月22日(412回)にP学に登場した。おりしもこの時期は中国で起こっていた天安門事件になぞらえ、『P学天安門広場騒動』とも呼ばれた。
 この騒動はP学生たちの怒りを買い、特にゲンドン君(後の幻次郎・大阪府)はハンストに突入するなど、対立は激化。話す口調も名公君と同じだったし、流石は親子と言ったところか(笑)。その時のやり取りはと言うと…?(以下、緑文字は理事長・青文字は名公君)

1989 8・10(419回) 「全P学生に告ぐ!キグナスは『女性問題』の件で会長をクビにします。後任は名公様がやりなさい!!」
「はい、そうします!」
「理事長が何だ!ここは私たちの学園よ。好き勝手にはさせないわっ。」(麻山真樹くん・埼玉県)
当時の生徒会長・キグナス君(滋賀県)と金・恋くん(栃木県)とのスキャンダル騒動につけこんだ発言。
    8・24(421回) 「ねぇ、名公君の言い分も聞いてあげるべきだよ。」(愛里くん・愛媛県)
「えらい!お前を風紀委員長に命ず!」
「名公打倒委員(MDI)をナメると痛い目にあうぜ!」(ハンマー百t君・東京都)
「MDIさん、貴公子さんをつぶさないでくださいな。」(星月夜諾くん・神奈川県)
「えらい!お前は副会長をやりなさいッ。」
名公君の肩を持つP学生に対しては優遇する、依怙贔屓ぶりも見られた。
    9・14(424回) 「ではまず今週入学した新入生の女子たち!こちらへ集まりなさい。」
「者ども!!理事長皇帝には服従するように!!」(伏龍君・大阪府)
【理事長、『バツ』が悪くなったでしょ?】(風船君・後のWinず・大阪府)

理事長初のDD出題回の冒頭にて。この頃には理事長に忠誠を誓うP学生も登場し、伏龍君が代表的だった。
    9・21(425回) 「金・恋って本当は理事長の愛人だったんでしょ?」(原ボウくん・東京都)
「うっうっ、理事長様ぁ、何とか言ってぇ。」(金・恋くん)

「よし金・恋、よくやった!!ごほうびにお前を新会長貴公子様の秘書にしてやろう。」
理事長と金・恋くんとの関係は1990(平成2)年度にも続くが、それは後程…。

 1990年に入っても名公君と共にP学生たちを恫喝し続ける理事長であったが、新生徒会長選挙の時期が近づくと名公君は無選挙で会長に就任する事を宣言。理事長は「その通りです。みんなも従うように!」と服従を目論むも、結局はマイナス票で落選。以後、選挙のたびに博士を恫喝するのだが、マイナス票落選となるのがお約束のパターンとなってしまう。

 8月16日(470回)、金・恋くんが「うっうっ聞いてぇ。私、13の時、あいつに『手ゴメ』にされたのォ。そうよ、理事長よっ。」と被害者面で接してきた。10月4日(477回には)ラップルくん(大阪府)が「オレ、理事長が好きなのッ。」と介入した事で、泥沼の三角関係にはまっていく。

 8月23日(471回)に2度目のDD出題を行ったが、名公君は【太陽の眺め(長め)ですね】と回答。博士はおべっか精神全開で名公君にごほうび賞をあげようとするも、事務局長に却下される。ちなみにごほうび賞は田舎者君(徳島県)の【理事長の頭に電気ショックを与えてやりました】となった。
 一方でHRでは、敷地内にラブホテルを建設しようと目論むも、当時の生徒会長・猛虎女帝くん(以下、女帝くん・京都府)ですら「会長の私ですら初耳ですわ。」と呆れられる有様だった。
471回問題図

 そして9月6日(473回)、「みんなよく聞け!我々は生徒会長を人質に取った。釈放してほしくば、すぐここから撤退せよ!!」と女帝くんを人質に取ってP学生を恫喝した。更にM組を動員させて地上げを行うなど、理事長の恫喝はとどまるところを知らなかった。その一方で金・恋くんとラップルくんとの理事長争奪戦が行われたのだから、混沌化したのは言うまでもない。

 しかし12月13日(487回)、ゲンドン君(大阪府)が女帝くんを救出した事で、P学乗っ取りは失敗に終わる。それでも懲りずに恫喝し続け、名公君を6代目生徒会長に推して選挙も行わないと宣言するも却下されてしまう。1991(平成3)年2月28日(497回)では「聞けガキ共!P学の地所から撤退してやるから損害賠償金10億円支払えッ。」と脅す。だいたい、賠償金払うのは理事長側だろ〜に。更に3月14日(499回)でのひろば『こんな私にP学がした』では、「P学生全員の要望で理事長になってやった。次は学園長をやらねばなるまい。」と発言。勘違いも甚だしい上に、妄想までしちゃうとは(笑)。

 4月4日(502回)に名公君が『名門の御曹司』とPNを改名し(以下、名曹君)、理事長が名曹君の肩を持つ姿勢は相変わらずであった。8月22日(522回)には、「P学生よ、我が社がP学に不正融資した金をすぐ返せ!!一人頭5000円ずつだぞッ。」と恫喝。これに対し松友傅江さん(以下、松友さん・愛媛県)は、「理事長の『不正融資した金を一人頭5000円で返せ』にはあきれた。そんな言いがかりは名誉毀損で訴えます。」とひろばで反論したのだ。本当に行動に移す事はなかったが、松友さんがシャレが通じない人だという事が分かってしまった一幕と言えよう。

 9月12日(525回)は、当時会長だった私・稲川を監禁して名曹君と共にクーデターを企てる。この時期行われたソ連8月クーデターに便乗したものの、史実同様あっけなく失敗に終わった。女帝くんの件で味を占めたのかもしれないけど、同じ手が通じると思ったら大間違いだよ(笑)。

 その後の理事長の活躍はと言うと、生徒会長選挙が近づくにつれて名曹君を会長にしようと目論むのだが、失敗に終わるのがオチであった。選挙戦以外にも、以下の事を目論むもことごとく失敗している。

1992 5・28(561回) 「M組の組長よ。幻の首に5億円の賞金がかかったそうだ。ワシの政治資金のため、ヤツを捕らえてこい!」
女帝くんと幻次郎君(大阪府)との逃避行に介入しようとするが、やはり失敗する。
1993 3・11(600回) 明治天皇の宣誓「大政奉還をした以上、P学の生徒会長は名曹様とすべし!」
600回企画『悠久のハゲ』にちなんで明治天皇に扮し、どさくさ紛れに生徒会長に名曹君を推そうと目論むも、江戸時代の人物に扮したP学生たちに糾弾される。
    6・17(613回) 「理事長様、この大阪のポル・ポト派に経済制裁を加えてください!!」
「よし、クリントンのやつに電話しとこう。」
後醍醐天皇(大阪府)率いるP学軍の侵略行為に対して。
    10・28(632回) 「やあやあ細川クン、今度赤坂あたりでメシでもどうかね。」
第5回P学祭『国会見学DD・第1週』にて。当時の総理大臣・細川護熙を食事に誘うも、冷たくあしらわれた。
    11・4(633回) 「お前たち!お父様に何か陳情でもあったら、僕が取りついであげますからねッ。」
「ほう、君はこの前ワイロをくれた人の息子さんだね。(金丸信)」(信楽もみぢ君・広島県)
「お父様はゼネコンからいくらもらったんだ?」(杜野都くん・宮城県)

「私は無実だ!!」
第5回P学祭『国会見学DD・第2週』にて。ちなみに金丸信は、この年の3月6日に脱税容疑で逮捕されている。

 そして12月23日(640回)に名曹君がDD出題した際、博士に対して「お前はクビだー!!」と言ったのが最後のセリフとなった。名曹君が父親をバックに恫喝するスタイルで登場した理事長であったが、結局P学を完全に乗っ取るまでには至らなかった。
 ちなみに2005(平成17)年4月から1年間限定Webドラマ『10 Years After〜10年後〜』では、数々の悪事を働いて警察に追われる身という設定で登場させたが、こちらも最後は悲惨な末路をたどったからね〜(笑)。


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